体に大きな負担のかかる妊娠、出産。終わってみると、体型はかなり変化しています。
お腹の皮膚は伸びるし、バストはしぼむし、骨盤は開いてしまうし、シミや黒ずみは濃くなるし、抜け毛は増えるし…大変なことばかり。それらは産後に戻るのか、気になるママも多いと思います。
このページでは、気になる妊娠・出産による体型の変化についてまとめました。
変化した箇所は元に戻るのか?戻す方法はあるのか?も書いているので、気になるところからチェックしてみてください。
目次
産後に胸が垂れる!バストサイズはダウンする?
妊娠中は女性ホルモンの変化により、バストサイズは1〜3カップ大きくなると言われています。大きくもなるし、すごく張りますよね。
バストは10パーセントが乳腺で、残りのほとんどは乳腺を守るための脂肪でできています。妊娠すると乳腺が発達するので、その入線を守るために脂肪も増えて、大きくなるそうです。
バストは大きくなると、バストを支えているクーパー靭帯が伸びます。このクーパー靭帯は一度伸びたり切れてしまうと、二度と元には戻らない!だから妊娠中に大きくなったバストのおかげで伸びてしまったクーパー靭帯は、産後にバストが元の大きさになっても伸びたまま。だから産後にバストが垂れてしまうのです...
バストは垂れてしまいますが、バストサイズは実は変わらないことがほとんど。垂れるとどうしてもサイズが小さくなったように見えてしまうのですね。
垂れたバストを元に戻す方法
クーパー靭帯は、衝撃や強い刺激で切れることもあるので、バストが揺れすぎないように守ることが大切。妊娠中から大きくなったバストを守ることも大切ですし、産後もサポート力のあるブラで、よりしっかりとバストを支えて、これ以上クーパー靭帯に刺激を与えないようにすることも重要に。
また、バストサイズが変わっていないのであれば、バストアップするのはサイズではなく、形の問題に。形を整えるためには下着選びが一番大切です。
最近ではナイトブラを利用する方が増えてきているそうですが、寝ている間にかかるバストへの負担は相当なもの。産後に昼間のブラと夜のブラを使い分けて、垂れてしまった形を整えるだけで、妊娠前のバストにかなり近づけます。
ナイトブラを使うと、垂れてしまったバストは明らかに改善しますし、昼用の補正ブラを使えば谷間もできるようなふっくらとしたバストも復元できます。つい楽だから...という理由でブラトップなどの下着に逃げがちですが、妊娠・授乳を経験し、さらに30代を超えたママにはブラトップはかなり危険なものです。
私自身もずっとブラトップを使っていたのですが、外出時に鏡をふと見たときに、バストがすごい垂れて見えるのを発見して驚きました!ブラトップは楽だけど、バストを持ち上げることはできないので、洋服を着たときに垂れて見えるのです。
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産後に伸びたお腹の皮膚はいつ戻る?
出産後、それまでパンパンに伸びていたお腹の皮は一気にしぼみます。しぼむと黒くなったように見えるし、シワシワでぶよぶよ。「これ、元に戻るの!?」と心配になりますよね。
お腹の皮膚が戻る時期の目安
これは年齢や出産経験数にもよります。当然ながら若ければ若いほど、皮膚の戻りは早く、経産婦よりも初産の方が戻りは早いです。
私は2回目の出産をして丸二年になりますが、2年経ってようやくお腹の皮膚の黒ずみが薄くなり、たるみが減ってきました。
伸びたお腹の皮膚を戻す方法
伸びたお腹の皮膚を綺麗に戻すためには、保湿が欠かせません。私はもともと乾燥肌ということもあり、特に気をつけました。
保湿にはオイルやクリーム、なんでもいいと思いますが、産後に授乳をするとき、赤ちゃんに触れる可能性もあるので、赤ちゃんにも使えるものを使いました。
赤ちゃんがいると、丁寧にクリームを塗る時間なんてありません。だからお風呂上がりにバババッと適当に塗っても平気なこのクリームが重宝しました^^
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産後に増えた体重はいつ戻る?
産後の体重の変化の目安
・産後1ヶ月 産褥期(さんじょくき)はほぼ体重の変化なし。ゆっくり回復をする時期。
・産後2〜3ヶ月 3~4kg程度減ってくる
・産後4〜6ヶ月 妊娠前の体重に戻ってくる
病院で出産し、退院する頃には赤ちゃんの体重と、羊水や胎盤などの重さが減り、平均して4kg前後の体重が減る方が多いそうです。そしてだいたい半年ほどをかけて、妊娠前の体重に戻る方が平均的なのだとか。
妊娠中に増えた体重にもよりますが、通常の生活に戻れば自然と体重は減っていきます。だから焦って無理にダイエットをしてしまうのは禁物。赤ちゃんのお世話は体力を使いますし、ママが体調を崩すのはよくありません。ましてや産後に授乳をする場合は、本当に疲れますから、絶対に食べる量を減らしたりするようなダイエットは控えた方がいいです!
私の体験では、母乳育児をしているママは、だいたい妊娠前よりも痩せます!私は第一子の時も、第二子の時も、産後7〜8ヶ月の頃には、何もしなくても妊娠前よりマイナス2kgほど痩せました。母乳をあげていた時期は、久しぶりに会う友達に、いつも「痩せたね〜、ガリガリじゃん!」と言われていました。それくらい母乳育児ってエネルギーを使うのです。
断乳後に体重が増えるママが多い!
授乳中はどれほど食べても太らないし、お腹も空くので、普段よりも多く食べるママが多い。
私もそうで、授乳の回数が多い時期は毎日5食食べていたし、お菓子もよく食べ、間食も多め。
断乳すると、食欲は元に戻るんだけど、間食の癖が抜けないので、つい食べてしまいます。だから断乳をしたあと、私は3kg太りました!
産後に開いた骨盤はいつ戻る?
妊娠をするとホルモンの影響で骨盤が開きます。出産するときに、赤ちゃんが産道を通りやすくするためです。開いた骨盤は、産後に自然と戻りますが、足を組む癖があったり姿勢が悪いなどの生活習慣の影響で、歪んでしまうことも。骨盤が歪むと、冷え性や腰痛、更年期障害などのリスクが高まります。
産後の骨盤矯正に適した時期は1~3ヶ月の間と言われています。なぜなら、骨盤を緩めるホルモンが、産後1~3ヶ月の間に現象し、骨盤が少しずつ元に戻ろうとするためです。
産後すぐは妊娠前に履いていたパンツが履けなくて驚いたことはありませんか?私はウエストも太くなっていたし、お尻周りも太くなっていて、ゴムのスカートしか履けませんでした。でもそれも産後6ヶ月の頃には、体型は戻り問題なくな流のでご安心を。ただ産後数ヶ月は、骨盤が歪まないように、足を組んだり、横坐りするのは控えていました。
開いた骨盤を戻す方法
骨盤は位置が確定してしまうと矯正しづらくなるので、産後1~3ヶ月の間は正しい座り方を心がけたほうがベスト。また、骨盤ベルトや産後ガードルなど、骨盤をサポートする下着の利用も効果的です。
私は骨盤を引き締める効果のあるショーツも使いました。
トコちゃんベルトは巻くのが難しくてすぐ使わなくなっちゃったので、履くだけでいいショーツタイプが便利でした^^
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産後の抜け毛はいつまで続くの?
産後に増える抜け毛は、「産後脱毛症」や「分娩後脱毛症」と呼ばれていて、ほとんどのママが経験しています。お風呂でシャンプーをすると、どっさり抜けたりするのでビックしますよね。
妊娠中はホルモンの影響で抜け毛が少なくなるのだとか。そして産後にまたホルモンのバランスが変化し、一気に抜け毛が増えてしまうのだそうです。また、産後は赤ちゃんのお世話で寝不足にもなるし、ストレスも溜まりやすく、髪の毛への負担が増えることも原因の一つです。
たいていの場合は、産後2~3ヶ月頃から抜け毛が増え始めて、4~6ヶ月頃がピークになります。その後は徐々に落ち着いていき、新しい髪の毛が生えてくる「発毛期」が訪れます。発毛期には短い髪の毛が一気に増えるので、ぴょんぴょん飛び出してしまい、ボサボサになってしまうことも。ですがその短い髪の毛が落ち着く頃には、出産前のような髪の毛の状態に戻ります。
産後の抜け毛への対策方法
産後の抜け毛の増加は、ホルモンバランスの影響なので防ぎようがありません。ただ、睡眠不足やストレスなどを軽減し、なるべく髪の毛への負担は減らしたいですね。
髪の毛を綺麗に保つために必要なことは、まず第一にバランスのとれた食事です。赤ちゃんのお世話で忙しい時期ですが、食生活には気をつけたいところ。もしも野菜不足が気になるようであれば、青汁やスムージーで補うのが気楽なのでおすすめです。
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