上司や家族に嫌味や文句を言われやすい人、いますよね。
不思議と同じ人ばかりターゲットになり、いつも嫌味や苦言を言われやすい人って決まっています。
「なんでいつも私だけ言われるの?」
「同じミスをしても他の人は何も言われないのに、なぜ私は言われるんだろう?」
と感じている方も多いかもしれません。
言われやすい人は仕事場だけでなく、家族や友人からも何かと小言や嫌味を言われる経験が多い可能性も。
いつもいつも嫌なことを言われ続けたら...仕事はやりにくし、人生も楽しめませんよね。
こんな方におすすめ
- 嫌味を言われやすい人の特徴を知りたい
- 言われやすい人の解決方法を知りたい
目次
嫌味などを言われやすい人とは
世の中にはいつも他人に何かと嫌味などを言われやすい人と、ほとんど何も言われない人がいると思いませんか?
言われやすい人って、怒られたり嫌味を言われたり、まるで八つ当たりをされているかのように、他人のイライラをぶつけられているみたいに見えます。
そして言われやすい人はあまり反抗したり反発しない、おとなしい人が多いですよね。
それはサンドバッグは殴られっぱなしでも文句を言わないのと同じなのかもしれません。
嫌味や文句を言われやすい人と言われにくい人の差
嫌味や文句を言われやすい人と言われにくい人の差は簡単に言うと、堂々としているかどうか。
常に堂々としていて自信がありそうな人には、あまり文句や嫌味を言いにくいものですよね。
もちろん堂々としている言われにくい人でも、時には怒られることはあるでしょう。
間違いを指摘したり、注意することはあっても、それはイライラをぶつけたりする行為とは違います。
逆にいつも弱々しく低姿勢な感じの人は、嫌味や文句を言われやすくなります。
嫌味や文句を言われやすい人の特徴
ではいつも嫌味や文句を言われやすい人はどんな特徴があるのか、見ていきましょう。
- 大人しい
- 反発しない
- 気が弱い
- 自信がない
- 人に良い顔をしようとする
- 主体性がない
文句を言われやすい人の特徴1,大人しい
いつも物静かで大人しい人は、周りの人から舐められやすいのかもしれません。
多少嫌味を言っても、ただ黙っていたり、言い返すことがないのです。
もし嫌味を言ったら100倍になって返すような人や、「ひどーい!」と泣き出すような人には面倒だから嫌味を言うのは避けますよね。
だから嫌味を言ったり、イライラをぶつけるのは、サンドバッグみたいに文句を言わない人間が好都合なのです。
文句を言われやすい人の特徴2,反発しない
反抗的な人や、反発するタイプの人間は、サンドバッグにはなり得ません。
攻撃されたらやり返したり、対等に戦おうとするからです。
その様なタイプの人は、嫌味や文句を言われたら真っ向から戦うので、何かと面倒です。
でも絶対に反発しないタイプの人は、どんなに言われても歯向かってこないので安心して文句を言えるのでしょう。
文句を言われやすい人の特徴3,自信がない
誰でも自信がない時は、身も心も小さくなりますよね。
そしてオドオドした態度になるのではないでしょうか?
そんなオドオドした自身のなさげな態度は、気の強い人からするとイライラされやすかったりします。
文句を言われやすい人の特徴4,人に良い顔をしようとする
いつも人の顔色を伺い、怒らせないように気を使ったり、いい顔ばかりしようとする人、あなたの周りにいませんか?
私もやってしまう時がありますが、人の顔色を伺って行動しても、あまり良いことってないんですよね。
むしろ逆に相手を苛立たせたりしてしまうことが多いように感じます。
人に良い顔をしようとするのは、自分に自信がないから。
だから自分の意見よりも他人を優先しているので、そんな弱い部分を見透かされ、サンドバッグにされてしまうんです。
文句を言われやすい人の特徴5,主体性がない
自信がない時って、誰か自分より優れた人の意見を鵜呑みにしようとしませんか?
自分の意見には自信が持てないので、他人の言うことをそのまま信用し行動してしまうのです。
それが必要なタイミングもありますが、常にそのような態度は主体性がないと言えます。
自分で考えて行動をしていれば、文句や嫌味を言われても、はっきりと言い返すことができるんです。
でも主体性がないと、何か言われても言い返すことができず受け入れることしかできません。
嫌味や文句を言われやすい人は舐められている
嫌味や文句を言われやすい人は、基本的に相手から舐められています。
それは舐められやすい言動や風貌をしてしまっているからなんです。
私は今まで会社や友人たちをみてきて、舐められやすい人がどんな人かちょっとわかるようになりました。
これは女性の場合なんですが、年下女性に舐められやすい人っているんです。
それはどんな人かというと、「おばさんぽい人」なんです。
いや、私もおばさんなんですが^^;
見た目や実年齢がおばさん...なのではなく、おばさんぽい、というのがポイントです。
具体的にどんな人かというと、社交的で話しかけやすい人。
割と社交的だが言動がおばちゃんぽい
おばさんぽいからこそ人から話しかけられやすいオーラがあるのだと思うのですが、そのような人は「私はおばさんだから〜」と卑下していることが多いんです。
そのような仕立てに出ている雰囲気が、年下に舐められる原因になります。
ぶっきらぼうなおばさんは怖いので舐められない
私はよく、ぶっきらぼうだと言われます。
自分では社交的なつもりなんですが...表情があまり変わらず、感情をあまり出さないし、ドライな印象が強いようです。
そのため「怖い」と言われることも多く、自分では年下の人から舐められることはないと思っています。
怖そうでよくわからない人のことは、舐められないし、嫌味や文句もあまり言えないんですよね。
言いたがりは言われやすい人を見つける嗅覚が素晴らしい
他人にイライラをぶつけることでストレス発散をするタイプの人間は、どうしても一定数存在します。
むしろそれは誰の心の中にでもある、心理なのかもしれません。
私もイライラした時、子供や親など絶対に許してくれると感じている相手にイライラをぶつけてしまうことがあります。
それは信頼ではなく、「そんな扱いをしても平気な相手」と見下しているんです。
大体の人はその対象は家族に向かうことが多いですが、部下や後輩、パートナー、店員などを見下して感情をぶつける人もいますよね。
そういう言いたがりの人は本人が大きなストレスを抱えているのですが、彼らは自分が見下しても平気な相手を見つける嗅覚が優れています。
だから職場や後輩、パートナーなどが言われやすい人だった場合はめざとく見つけて感情をぶつけてきます。
嫌味や文句を言われやすい人を卒業する解決方法
もう言われやすい人でい続けるのは嫌だ!と思うなら、これから自分改革をしていきましょう。
それはセルフプロデュースなんです。
言われやすい人は、つまりは文句を言わず自信がない人。
だから自信を取り戻し、不当な攻撃に対してははっきりとNOと言えるようになりましょう。
最初は怖いかもしれませんが、練習していくうちに慣れてくるので、コツコツ続けるのもポイントです。
解決方法1,嫌なことは嫌と言う
まず初歩の初歩ですが、何か要求されて嫌だったらはっきりと「嫌だ」と伝えましょう。
はっきり言わないと他人には伝わりません。
「できません」「私ではありません」「違います」
など、冷静に毅然とした態度で言えばいいのです。
一人でいうのが怖い時は、周りに安心できる人がいる場であえて言うのもアリです。
解決方法2,顔色を伺うのをやめる
人の顔色を伺うのって疲れますよね。
私も夫に気を使いすぎたりすることがよくありますが、すっごく疲れます^^;
でもついつい顔色を見てしまうんですよね〜
ですが!それが習慣になっているだけなので、その習慣はもう今から断ち切りましょう。
まずは「もうやめる」と決めることも大切です。
もし顔色を伺ってしまう場面が訪れたら、そんな自分を客観視するようにして「また顔色見てるな〜」と他人事のように表現してみてください。
すると少しずつ自分の癖に気がつき、心が解放されていくのを感じられますよ^^
解決方法3,嫌われることを恐れない
他人に嫌われることを極端に恐れていると、言いたいことが言えず、どんどん自信を失っていきます。
でも他人に嫌われるのは誰でもあること。
食べ物の好き嫌いがあるように、人間同士でも好き嫌いはあるので仕方がないんです。
あまりに嫌われるのが怖い方は「私はみんなに嫌われてもいい」と声に出して呟いてみましょう。
最初は心がズキっと痛くなるかもしれませんが、言っているうちにだんだん慣れてきますよ。
解決方法4,自信をつける
自信がないと所作に自身のなさが現れ弱気になってしまうので、少しずつ自信をつける努力をしていきましょう。
自信をつけるためには行動力が絶対に必要です。
行動せずして自信をつけるのは不可能なのです。
まずは小さい目標を掲げ、少しずつステップアップしていきます。
自信がない人の多くは最初から大きな目標を設定しすぎて、結局達成できないのでそこでまた自信を失います。
だからまずは確実にできそう、と思えるレベルの目標を考えてみてください。
例えば、以下のようなことから始め、少しずつ目標を大きくしてみるのです。
- 今日の晩御飯は手料理で3品作る
- 朝5分だけ早起きする
- 玄関の掃除をする
- 夜寝る前に日記を書く
このように小さい目標から達成し、達成感や自己効力感をつけていく方法を「ステップ・バイ・ステップ法」「スモールステップ法」と言います。
嫌味や文句を言われやすい人の特徴と解決方法まとめ
言われやすい人がいつもサンドバッグになってしまうのは「自分に自信がないから」。
だから少しずつ自分に自信をつけて、主体性ある人間にセルフプロデュースしていきましょう。
一度きりの人生を、サンドバッグのように生きるのか。
それとも堂々と生きていくのか。
どっちがいいのか、自分で選んで決めて生きていいんですよ^^