やらなきゃ!と頭でわかっていても行動できないときってありますよね。
仕事だと「snsの更新しなきゃ」「ブログ書かなきゃ」「告知しなきゃ」「アイディア出さなきゃ」と思っても、続けることができないと悩んでいる人は多いです。
また仕事以外でも「掃除しなきゃ」「ダイエットしなきゃ」「ごめんって言わなきゃ」などあらゆる場面で、やらなきゃいけないと頭でわかっていても行動できないことはよくあります。
そんなとき罪悪感を感じたり焦ったりするので、心が苦しくなるのですが、この解決法は心理学的な考えを理解することが必要です。
この記事はこんな方におすすめ
- 頭でわかっていても行動できないことがあり悩んでいる
- 頭でわかっていても行動できない時の心理学的な理由を知りたい
目次
頭でわかっていても行動できないとは
頭でわかっていても行動できないとは、どんな状態のことでしょうか。
私の場合は仕事、家事、育児の中で、いつも家事を後回しにしてしまいます。
さらに家事の中でも掃除を特に後回しにしてしまい、やらなきゃやらなきゃと考えながら、行動できないで1日が終わることが、ほぼ毎日です^^;
また私のクライアントで多いのは、「ブログ(sns)を更新しないといけないと頭でわかっていても続けられないんです〜」という相談です。
自分の商品を売るためにブログで発信をして集客しないといけないと思っていても、継続できる人は少ないですよね。
こんなふうに、頭でわかっていても行動できないことがあると、仕事にも支障をきたすので、なるべく理由を知って解決しておきたいものなんです。
頭でわかっていても行動できない理由
どうしても頭でわかっていても行動できないときは以下のような理由が考えられます。
- 疲れている
- 本当に時間がない
- やりたくない理由がある
私は育児をしながら働いていますが、独身時代に比べたらとても忙しいです。
今はもう子供も少し大きくなったので、数年前ほどの忙しさはなくなりましたが、子供が幼い頃は自分の時間なんてほぼありません^^;
そんな怒涛の毎日を暮らしていれば、心身は疲れ切るし、物理的に時間がない!
これは仕方ない...とある程度は諦めるしかないです。
子供が生まれたて〜保育園(幼稚園)に入るまでは特に自分の時間なんてないので、思うように仕事をするのは無理というものです。
でも真面目な方は、子供が小さくても、疲れていても、「もっと働かなきゃ!」と思ってしまうんですよね...
それで「やらなきゃいけないのにできない!なんて私はダメなんだ!」って自分を責めたりするんですが、本当にそれはやめましょう。
どうしてもできない時期って、誰にでもありますから^^
ですが、頭でわかっていても行動できない理由として、疲れや時間の制限がある以外に、心理学的な理由も考えられます。
頭でわかっていても行動できない心理学的な理由:顕在意識と潜在意識
心理学的に見ると、頭でわかっていても行動できないときは顕在意識では「やらなきゃ」と思っていても、潜在意識が「いやだ!」と言っていることになります。
顕在意識とは普段私たちが認識できている意識ですが、それは意識のほんの数%と言われています。
かたや潜在意識は私たちは意識することができないけど、意識の90%以上を占めていて、実は私たちの行動を支配しているものです。
顕在意識でどんなに「やらなきゃ!」「やる!」と思っていても、潜在意識で「嫌だ〜」「やらなーい」と感じていると、行動に移せないのです。
顕在意識と潜在意識を一致させる方法
ではどうやって顕在意識と潜在意識を一致させるのか?
それは潜在意識を掘り起こし、本心を知る必要があります。
例えば、「毎日ブログを書かなきゃ!」と思っても書けない場合、なぜ書けないのかを掘り起こします。
一番簡単な方法は「毎日ブログを書きたくない」と声に出して言ってみることです。
声に出して何回も言っていると、「だって面倒だもん」「だってみんなに読まれるのは恥ずかしいから」など、なぜ書きたくないと感じるのか答えが浮き上がってきます。
まずはその小さな声を受け止め、「あー、私ってそんなふうに思ってたんだなぁ」って感じるだけでOKです。
「面倒だもん」「恥ずかしいもん」と思っているのに、理性で「でも書かなきゃ書かなきゃ」と本心を押さえ込んでいると、いつまで経ってもこの葛藤は消えません。
それよりも一旦、「面倒だもんな〜、恥ずかしいもんな〜」と受け入れる。
すると少しずつ顕在意識と潜在意識のズレが減っていき、いつの間にかやらなきゃと義務的に思っていたことも楽しんでできるようになるんです。
面倒だけどさっさとやっちゃうか!といった具合に、少しずつ行動できるようになっていきます。
頭でわかっていても行動できないのは癖・習慣も関係する
自分でビジネスを始めると、やらなきゃいけないことがどんどん増えていきます。
忙しくもなるし、実際に時間がなかったり疲れたりするので、やらなくてはいけないと頭でわかっていてもどんどん後回しにして行動できなくなります。
後回しにするのは癖であり、子供の頃から面倒なことを後回しにする習慣があると、大人になってもその習慣が抜けなかったりします。
私も面倒だと感じることはすぐ後回しにする癖があり、それが家事や掃除に出ています。
仕事においても、すぐにできる仕事と後回しにしたくなる仕事がありますが、それは自分にとっての足枷になりかねないので、面倒なことこそ率先して片付けた方が良かったりします。
例えば以下のような人は、面倒なことは後回しにする癖・習慣があると言えます。
- 掃除・片付けが苦手な人
- 長い間ダイエットをしなきゃと思いつつできていない
- 締め切りを守れない
- 時間があるのにすぐにメールの返信をしない
思い当たる方は後回しにする癖や習慣を変えるように動いた方が、仕事をする上では絶対に有利になりますよ^^