次々に社員がラッシュで退職し、その連鎖で崩壊する職場。その後はどうなってしまうのでしょうか?
一人が退職したと思ったら、その後に次々と社員が退職していく...そんな職場の退職ラッシュを目の当たりにしたことはありますか?
「そんなことあるの?」と思う方もいれば、「よくある話だよね」と感じる方もいるかもしれません。
私も以前勤めていた会社では、なかなか新入社員が就職しても続かなくて、入社してもすぐ退職する人が続出でした。
ラッシュするような退職の連鎖が起こるのは、必ず職場である会社側に原因があります。
「私の勤める会社も退職者が続いていて崩壊間近...」と今、まさに崩壊しそうな職場に勤めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こんな方におすすめ
- 退職がラッシュで連鎖中で不安を感じている
- 退職者の連鎖でその後職場が崩壊しそう
目次
ラッシュする退職の連鎖でその後に崩壊する職場とは
退職者が次々に出て、退職連鎖が起こり、今にも業務ができずその後に崩壊しそうな職場。
それはそもそも劣悪な環境の職場であり、でもみんななかなか辞めることができずに耐えてきたけど、一人の社員が退職したのをきっかけに「私も辞める!」と次々と退職者が続いてしまうような職場です。
社員が減れば、その分残った社員の負担が増えるので、それまで以上に過酷な業務を強いられる可能性もありますよね。
退職は勇気のいるものなので、誰かが先陣切って辞めると、それに勇気付けられて辞めやすくなります。
退職者が連鎖ラッシュする理由
退職者がラッシュになり、連鎖するのは何故なのでしょうか。
主に以下のような理由が考えられます。
- 給料が安い
- 労働時間が長い
- 無理なノルマがある
- 劣悪な労働環境
- モラハラ・パワハラがある
このような要因がある職場では、退職者が多くても仕方がないと言えますよね。
退職者がラッシュするのは会社側に必ず原因がありますが、その原因をすぐに解決しない会社は多いです。
すぐに解決できるような問題ではないのかもしれないし、退職者が多くても入社する人を増やせばいいという考え方かもしれません。
過酷な労働環境なのに給料が安かったり、勤務時間が長いのに残業手当がつかなかったりすれば、誰でも不満は溜まります。
さらに無理なノルマを課せられたり、モラハラ・パワハラがあったりすれば、かなりのストレスを社員たちが抱え込むことに。
すると一人退職者が出れば、雪崩のように他の社員も退職して退職ラッシュが起こってしまうんですね。
すると退職ラッシュのその後は、会社は存続の危機を迎えます。
その時踏ん張れるかどうかは、経営者の立て直す力にかかっています。
実話:退職ラッシュが起こった!
私が以前勤めていた会社では、入社した社員が数ヶ月で退職する割合がとても高く、退職ラッシュが起こったことがあります。
それはなぜかと言うと、その頃の上司の人間性の問題でした。
私はその上司が上司になる前から勤めていたので、ムカつく上司であっても、理不尽な扱いを受けることはあまりなかったんです。
ですがその上司は新入社員に対してはものすごく横暴で、とにかく嫌なやつでした^^;
病気になり、精神的にも肉体的にも続けることができずに退職した人も何人もいました...
その時はわかりませんでしたが、今でいうモラハラ・パワハラだったと思います。
これは極端な例かもしれませんが、退職者が連鎖する退職ラッシュが起こると言うのは、明らかな原因が会社側にあるはずです。
ですがその会社では、上司は売り上げは良かったので問題があることは分かっていても放置されていたんですね。
若い社員が辞めるよりも、稼ぎ頭の上司が辞める方が会社にとっては大問題だからです。
経営者からすれば難しい問題なのでしょうが、退職ラッシュまで引き起こしてしまう場合は、やはり問題を根本的に解決した方がいいんじゃないかと思ってしまいますね。
退職者によってその後職場が崩壊する理由
ギリギリの人数で仕事を回している会社は、一人でも退職者が出るとその後崩壊する危険性があります。
それは一人の優秀な人材に、大きな負担がのしかかっていたり、他のスタッフがみんな一人の人材に頼りきっていたりするからです。
たった一人に頼りきっている職場では、その人が退職したら仕事が回らなくなるため、崩壊を招きます。
ですが優秀な人材は、その会社でなくても、もっと良い条件の会社に引き抜かれることもありますし、自信で転職をすればもっと好条件の仕事に就けるので、いつ退職してもおかしくないんです。
そのような優秀な人材を確保しておくのは、会社にとってはとても大事な要素なのですが、そこをおざなりにして安月給で働かせていたりすると、働く人たちのやる気は無くなっていきます。
会社が崩壊しそうになったら逃げた方がいい!?
もしも今勤めている会社が崩壊の兆しを見せたら、すぐに逃げた方がいいという人もいます。
そもそも退職者が連鎖する会社は、労働条件が良くないので、今後続けていてメリットがあるのか考える必要があります。
もしも今辛くても、このまま残ってしばらくすれば、会社が立ち直ることができ、自分にとってのメリットがあるのなら残るのもアリです。
ですがこのまま残っても崩壊・倒産、もしくは今後もずっと劣悪な環境で働かされ、デメリットしか感じない場合には転職を考えましょう。
崩壊する会社から逃げられない人
もしも今後残ってもデメリットしか感じない!とわかっているのに、退職できない人もいます。
それは転職が怖かったり、新しい環境に身を置くよりも悪いけど今のままの状況に耐えた方が楽だという惰性、または会社側から引き止められると断れない、と言った心の弱い方達です。
自分の意思で残ることを決めたのなら問題ありませんが、周囲の声に引っ張られたり惰性で続けるのは、もっと心を強くする必要があるかもしれません。
次の仕事が決まっていないと、退職するのは不安を感じるかもしれません。
年齢的なものもありますが、退職をしても意外とどうにかなるものです。
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崩壊する会社にいたら体を壊す
退職者が連鎖するような崩壊しそうな会社にいたら、いつか体を壊します。
私の周りでも職場のストレスでうつ病になった人はたくさんいます。
また肉体的にもストレスのせいで、さまざまな病気を招きます。
なのでなるべく長く勤めた方がいいと思って我慢しすぎると、体を壊して人生を台無しにしかねませんよね。
本当に「この会社は良くない」と感じたのなら、もっと良い会社を探してみるのは、自分を守るために大切なことです。
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社員が結託して一斉に退職することもある
会社の業務形態が変わったり、いつまでも劣悪な環境が改善されない場合、社員同士で結託をして一斉に退職するケースもあります。
それは会社への嫌がらせや反発、抗議の現れです。
ですがそのようなことが起こるのは、かなりひどい会社なのだろうと想像できますよね。
もしも信頼できる上司や経営者がいる会社なら、社員が一斉に退職するような出来事が起こるのは考えられません。
社員一同のストレスが爆発し、みんなが辞めてしまってから、やっと経営者たちも反省をするのかもしれませんね。
社員急に退職して回らなくなったケーキ屋さんの話
これは知人の話ですが、とある小さなケーキ屋さんではオーナーの男性と社員の女性が不倫をしていました。
そして数年間はうまくいったものの、ある日オーナーの奥さんに不倫がばれ、奥さん・オーナー・女性社員で泥沼のような喧嘩に発展してしまいました。
そして女性社員は怒ってある日突然退職。
そしてその女性を慕っていた他の社員も退職してしまいました。
退職した社員たちははほとんどの商品を作る担当だったので、残った社員たちでは商品が全く作れなくなってしまい、大変なことになっていました。
ですがお店を潰すことはなく、なんとかそのトラブルを乗り越えて、今はまだ店舗経営は続いています。
こんなふうに私情を挟んだトラブルで職場崩壊が起こる可能性もあるんですね。