「夜勤はすべてがおかしくなる!」なんて話を聞いたことはありますか?
昼間に寝て、多くの人が寝静まっている間に働く夜勤。
昼夜逆転の生活では、精神的にも肉体的にもデメリットが多く、人生を狂わす可能性があるほどだとか。
その分、夜勤のお仕事は給料が良いのですが、お金と健康、どっちが大事なのか...などと悩む人も多いようです。
この記事では「夜勤はすべてがおかしくなる!」というのはどういうことなのか、具体的に解説しています。
こんな方におすすめ
- 夜勤はすべてがおかしくなる!と聞いて気になっている
- 夜勤はすべてがおかしくなるのは本当なのか知りたい
目次
夜勤はすべてがおかしくなるとは?
「夜勤はすべてがおかしくなる!」とは具体的にどのようなことなのでしょうか。
そもそも夜勤とは、goo辞書では以下のように書いてありました。
夜間に勤務すること。夜間の勤務。
参照:goo辞書
余談ですが、夜勤に対して昼間に働く勤務を「日勤(にっきん)」と言うそうですが、あまり使われない言葉ですね。
さて「夜勤は全てがおかしくなる」の全てとは、何を指しているのかというと「生活の全て」という意味のようです。
夜勤を続けると太陽の光を浴びることができず、体内時計が狂いやすいので肉体的に疲労とストレスが溜まります。
また夜勤だと友達や家族と会うことも難しくなるため、孤独感を感じたり、精神的にもストレスが溜まりやすくなるのです。
その結果、以下のような症状が出る方がいます。
- 疲れが取れない
- 体がだるい
- 太りやすくなる
- 食べすぎてしまう
- イライラする
- 孤独感を感じる
- 落ち込みやすくなる
夜勤はすべててがおかしくなる理由
ではなぜ夜勤はすべてがおかしくなるのでしょうか?
夜勤の主なデメリットは以下のようなものがあります。
- 生活リズムが乱れやすい
- 周囲の人と生活リズムがずれて孤立化する
- 睡眠不足になりやすい
- 肌荒れ・太りやすいなど美容には最悪
生活リズムが乱れると、肌が荒れたり、頭痛がしたりと体調不良になりやすくなります。
また夜勤をしていると家族や友達との時間が合わずに、孤立化してしまい、精神的にも辛い状況になる方が多いんです。
肉体的にも精神的にも大きなデメリットのある夜勤は、長く続ければ続けるほど人生に大きな影響を及ぼしかねないほどですね。
また女性なら誰もが気になる肌荒れや太りやすくなるなどのデメリットも夜勤には付き物です。
夜勤を長く続けることで、ホルモンバランスが崩れる場合もあるようなので、気をつけないといけませんね。
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すべてがおかしくなるだけじゃない!夜勤のメリット
夜勤は生活のすべてがおかしくなり、デメリットばかり...と感じる方も多い一方で、メリットの方を感じる方もいらっしゃるようです。
夜勤のメリットは以下のようなものがあります。
- 満員電車に乗らなくて済む
- 平日の昼間、人混みを避けて外出できる
- 収入が良い
体力的にしんどい夜勤ですが、体力に自信があり、生活リズムをきちんとキープできる方は、むしろ夜勤にメリットを感じているのだとか。
お給料がよく、人混みを避けて活動できるのは、精神的には確かにかなりメリットだと感じます。

連続の夜勤は危険?
厳しい職種の一つである看護職では、2日連続の夜勤は日本看護協会のガイドラインで禁止されています。
ですが、工場や警備員、ホステス/ホストなどの職種では特に連続勤務に対してのガイドラインなどはありません。
太陽が空に出ている日中に活動するのが健康にとって大切だとわかっていても、どうしても夜じゃないと働けない職種もあるので、どうしても夜勤をせざるを得ない方もいますよね。
ですが夜勤は人間には過酷な働き方なので、長く続ければ体調不良を招きかねません。

国際がん研究機関は「概日性をみだす交替制勤務(夜勤)」による発がん性を5段階評価の中で2番目のGroup 2A(probably:発がん性がおそらくある)に分類すると発表
夜勤が向いていないのはこんな人!
夜勤は体質的に向き不向きがあるようで、向いている人にとってはメリットもありますが、向いてない人からすればデメリットの方が大きく感じられるでしょう。
夜勤が向いていないのはこのようなタイプの人たちです。
心当たりがある方は、夜勤はやめておいた方が良さそうですね。
明るいと(昼間に)眠れない
夜勤だと昼間に寝る必要がありますが、外が明るいとどうしても眠れない人もいます。
それは慣れなのか体質なのかわかりませんが、夜働いて昼間に眠れないのは過酷すぎますね。
友達付き合いを大切にしている
友達も夜勤の人たちならいいのですが、日勤の友達との付き合いを大切にしている場合、生活リズムがすれ違うので一緒にご飯を食べたり出かけることが難しくなります。
人生において友達との付き合いを重視している人は、夜勤をすることによって人間関係が壊れる可能性もあるので、慎重に考えた方が良さそうですね。
太陽が好き!
明るい太陽が好きな方、多いのではないでしょうか?
いつもいつも夜ばかり過ごし、太陽に全く当たらないと体調を崩す人もいますよね。
精神的にも太陽の光を浴びないのは良くないと言われているので、昼間に出歩く時間が減ることで、落ち込みが激しくなったり、イライラしてしまう人は夜勤は向いていないと言えます。
家族と過ごしたい
家族との時間を大切にしたい方も、夜勤をすることで家族と生活リズムが異なるので夜勤は向いていないかもしれません。
幼い子供がいる場合、子供とお風呂に入ったり一緒に寝るのは難しくなりますし、休日に子供と昼間に遊んでしまうことで、生活リズムが曜日によってバラバラになるため、肉体的に疲労が溜まりやすくなります。
夜勤はすべてがおかしくなる!まとめ
・夜勤はすべてがおかしくなる!と言われますが、夜勤が苦にならないタイプの人もいるので、自分の特性や人生観と照らし合わせて考える必要がありそう。
・夜勤だと病気のリスクが上がるのは研究結果が出ているので、夜勤を長く続ける場合は体調管理には気を使ったほうが良いでしょう。
・夜勤にはメリット/デメリットがあるので、「お金がいいから」などの短絡的な理由だけで選ぶのは危険。