不安定な社会情勢の昨今では、食いっぱぐれない資格やスキルを身につけたいと考えう方は多いのかもしれません。
私は食いっぱぐれないスキルとは、セルフプロデュース力だろうと思っています。
今の仕事が来年なくなったとしても、セルフプロデュースができれば、時代に合わせた仕事を創り出すことができ、結果食いっぱぐれないで済むからです。
こんな方におすすめ
- 食いっぱぐれない資格やスキルを知りたい
一般的な食いっぱぐれない資格やスキルとは
今まで一般的に言われていた食いっぱぐれない資格やスキルとは、国家試験があり、社会のニーズが多い分野の職。
例えば税理士や司法書士、ファイナンシャルプランナー、簿記などがよくあげられる資格です。
これらは安定していると思われていた職業ですが、このような資格も、いつAIにとって変わるかわからないような不安定さを抱えていると思います。
また今まで引っ張りだこだった資格が必要な職種も、人材が溢れてしまい、資格は取ったが就職先がない人も増えていると聞きます。
時代は変わった!食いっぱぐれない資格
以前、京大の医学部の学生が、医者になっても将来食いっぱぐれない保証はなく、焦っているということが書いてあった本を読みました。
確かに私が子供の頃よりも小さい病院ってすごく増えていますよね。
特に歯医者...一体ひとつの街にいくつあるんだ?と感じるほど、新しく綺麗な歯医者がたくさんあります。
医師などの資格であっても、これからは資格を持ってるだけでは食っていけない時代です。
なぜなら、これほどまでに競合が増えているので、いくつもある病院の中から選んでもらう理由を考えて訴求しないといけないからです。
昔のように街に一つしか病院がない時代なら、多少雑な診察をしていても街中の人がやってくるから経営に困るようなことはなかったでしょう。
ですが今は、患者は自由に病院を選べるので、病院もマーケティングの知識が必要になっているそうです。
臨機応変な人間力こそ食いっぱぐれないスキル
時代はどんどん変化します。
特に今の時代は変化が目まぐるしく、私たち30代〜40代の人間と60代〜70代の親世代では、生き方も考え方も全く異なりますよね。
こんな時代に、いまだに資格に頼るような考え方では、今は平気でも死ぬまで平気かどうかは危ういのではないでしょうか。
この激動の時代に食いっぱぐれないために必要なのは、有名で難しいではなく資格、どんな時代の変化にも臨機応変に対応できるスキル。
私はそれをセルフプロデュース力として伝えていますが、サバイバル能力、人間力、生き抜く力とも言えます。
食いっぱぐれない資格に頼ってはダメ
学歴や資格はあった方が有利な場合は多いですが、資格があれば安心という時代は終わりました。
一生食いっぱぐれない資格を求めるよりも、食いっぱぐれないためのスキルや知識を身につける方が大事です。
それは仕事に関してもそうだし、人間同士のコミュニケーション力や、食生活や心理学などの知識も含まれます。
コロナという世界中で大きな出来事が起こり、考え方がガラリと変わった方は多いと思いますが、以前よりも”安定”に頼ってはいけないと思い始めた人が多いですよね。
学歴、資格、大企業、公務員など今まで安定していると思われていたものが、本当はそんなことないかも、と思わせる出来事が起こりました。
それでもこの大変化の時代に、全く先行き立たなくなった人と、むしろ今だからこそ人生がうまく回り出した人と大きく分かれ始めましたが、この違いは学歴・資格の有無ではなく、臨機応変さや人間力の違いです。
こんな未曾有の出来事を体験した私たちは、これからどんな人生を送るのか、真剣に考え、働き方・生き方を考え直すタイミングなのかもしれません。