自営業を続ける上で一番大切なこと

自営業を続ける上で一番大切なこと

自営業やフリーランスは自由そうに見えますが、やってみると大変なことはたくさんあります。

私も会社員の頃は、すでにフリーランスとして働いていた夫を見て、「会社みたいに上司とかいなくていいな〜」なんて呑気に思っていたものです。

実際に私もフリーランスになってみたら、上司がいないのはいいけど、全部自己責任になることや、仕事を誰も撮ってきてくれないことなど、会社員時代にはわからなかったことをたくさん学びました

そんな自営業生活の中で、一番大切だと感じるのは『人間関係』です。

 

仕事は人づてにやってくる

私は自営業が10年目、夫は16年目になりますが、二人ともここまで自営業を続けてこれたのは、ずっと人づてに仕事をもらえたからです。

業種にもよると思いますが、私と夫はデザインの仕事で営業をしたことはありません。

たまに仕事がなくなって焦ると、「営業したほうがいいのかな?」と思うのですが、結局は知り合いの知り合いなどから仕事をもらうことができ、ここまでやってこれました。

ここまでの流れで思うのは、仕事はいつでも人づてにやってきます。

  • 友達
  • 知り合いの知り合い
  • かつて働いてた会社
  • かつて一緒に仕事をしていた同僚の転職先

などなど、10年以上連絡をとっていなかった人からいきなり連絡が来て、そこから仕事の付き合いが始まることもありました。

そのような人づてで仕事をもらうことで、人間関係を築くことの大切さを痛感しています。

 

自営業を続けられる人は10%しかいない

国の調査では

フリーランスとして独立した人の中で、約30~40%の人が1年後に廃業し、さらに約90%の人が10年後には廃業するそうです。

つまり、10年以上自営業を続けることができる人は10%ほど、10人に一人程度なのです。

それくらい自営業を継続するのは難しく、ずっと仕事を受注し続けることは難しいんです。

 

独立したいなら人間関係は大切に

今の会社に不満があるから独立したい、と考える方は結構多いと思うのですが、自営業の方が人間関係はシビアです。

会社内で嫌いな人と接するのは辛いものですが、自営業でクライアントに嫌われれば二度と仕事は来なくなります。

表面上は「またお願いします^^」と愛想よくしてもらっていても、仕事に納得してもらわなければ次につながらないのです。

会社に雇用されるのと、自営業を営むのと、向き不向きがあるのでどちらが優れているかという問題ではありません。

ただ「独立したら人間関係が楽になりそう」と思って起業しようとしているのなら、痛い目に遭うので気をつけた方がいいと思います^^