仕事をする上で「得意なことがない...」と悩んでいる方は結構多いですよね。
私のコンサルでも「得意なことがないんです」と相談を受けることはよくあります。
得意なことを活かして仕事がしたい
と考える方が多いのですが、そもそも得意なことないんてないし...とそこで諦めてしまうんですよね。
このページでは得意なことがない人が、得意なことを見つけるためのヒントを書いているので、ぜひ参考にしてください。
こんな方におすすめ
- 得意なことがないから悩んでいる
- 得意なことを見つけたい
目次
得意なことがないのはダメなのか?
得意なことがないのは、ダメなことなのでしょうか?
別に得意なことがわからなくても、ダメということはありませんよね。
ですが自分が得意なことを知っていると、いろんな場面で楽になることは確かです。
特に仕事を選ぶときには得意なことを知っていないと、なかなか自分に合う職種・職場には出会えません。
また自分の得意なことを知っているのは、きちんと自分と向き合い、自分の素質を受け入れているということです。
実は自分と向き合うことこそが、これからの時代にとって、とても大切な要素。
今後、自分と向き合うことから避けているとどんどん生きにくい時代になってしまうんです。
得意なことから自分と向き合うきっかけに
得意なことがないと思っている人の多くは、自分のことを受け入れていない人が多いんです。
それは謙虚と言えるかもしれませんが、実はありのままの自分を受け入れることができないのはとても傲慢な面もあります。
謙虚なのに傲慢?と相反することを言っているようですが、他人に褒められてもそれを受け入れないのは謙虚ではなく傲慢なんです。
「字が綺麗ね」と言われても「そんなことないです」と謙虚にいうのは日本人の美徳かもしれません。
でも褒めた人からすると、その言葉を発したエネルギーを拒否されることになるので、実はとっても不快。
褒められたのなら素直に「ありがとうございます」「嬉しいです」と言って受け止めればいいのですが、子供の頃からそのような習慣がない日本人には難しいようです。
自分の得意なことを知ろうと努力するのは、自分と向き合うことにもなります。
自分の素質をありのままに見ることを始めると、得意なこと以外にも知らなかった自分の新しい一面を知ることができます。
それは人生の中で大いに役立つ情報であり、今後豊かな人生を送るためにとっても大切なことなんです^^
得意なことがない...と思っていると人生が辛い
例えば接客が得意な人が飲食の仕事をするのは、とても楽しく自分を活かせるでしょう。
接客が苦手な人に比べたら、飲食の仕事は向いているはずです。
ですが得意なことがないと思っている人は、何が自分に向いているのかわからないので、自分に合う合わないに関係なく職種を選びがちです。
そのため本当は苦手な職種でも選んでしまったりするので、長続きしないし、怒られることも多く、自信を失います。
すると自信がないのでまた自分に合わない仕事を選びがちに...そんな負の連鎖を繰り返すので、人生が辛いものになっちゃうんです。
得意なことがないなら、自分と向き合おう!
得意なことがないと思っている人は、自分と向き合って得意なことを知りましょう!
得意なことを知るためには、ここに書いている質問に回答し、セルフコーチングを試してみてください。
なかなか自分に対して問うことってないのですが、やってみると新しい発見がたくさんあるので、おすすめですよ。
1,子供の頃に褒められたことを思い出す
子供の頃褒められたことはなんですか?
例えば...
- 字が綺麗
- 歌が上手
- 声が大きい
- 体が丈夫
- 手先が器用
- 積極的
- 運動神経がいい
- かわいい
など、「こんなの仕事とは関係ない」と思うようなことでもなんでもいいので、とにかく思い出す限りあげてみましょう。
2,やっていて苦にならない作業はなんですか?
日常の中で、やっていても全く嫌にならない作業があるはずです。
例えば...
- 掃除
- 料理
- 子育て
- 人と話すこと
- パソコン作業
これも仕事に直結するとかしないとか、そんなことは考えないでください。
どんな些細なことでもいいので、書き出してみてくださいね。
3,お金のことを考えずにやりたいことはなんですか?
収入源とか仕事とか、そのような考えを一切無視したら、やりたいことはなんですか?
例えば...
- 料理
- 寝る
- スポーツ
- 子供と遊ぶ
- 読書
- 映画を見る
- 庭いじり
お金のことを考えるとやりたいことがあっても、後回しにしてしまったり、やるべきではないと処理してしまいます。
ですがやりたいと感じることの中にこそ、自分の得意なことが埋まっているかもしれないのです。
4,友達に「私の得意なことってなんだと思う?」と聞いてみる
自分ではわかっていなくても、他人から見たら得意なことって一目瞭然だったりします。
友達や親、パートナーに聞いてみると意外な答えがもらえるかもしれません。
5,あなたがこだわっていることはなんですか?
他の人はこだわらないようなことなのに、何故かあなたはこだわってしまうことってありませんか?
例えば私は「言葉の使い方」にこだわってしまいます。
私自信、間違って言葉を覚えていることはたくさんあるのですが、他人の言葉使いや文章はすごく気になります。
6,つい本屋で眺めてしまうジャンルはなんですか?
本屋に行ったときに、つい眺めてしまうジャンルの棚はありませんか?
私の場合は漫画、ビジネス、自己啓発、心理学などの棚を必ず見てしまいます。
あなたはどうですか?
7,気の合う人がいたら夢中になって話してしまう内容はなんですか?
普段大人しい人でも、話が合う人がいたら饒舌になることってありますよね。
もしあなたの前に、とても気の合う人が現れたと考えたら、どんな話を夢中になって続けてしまいますか?
8,人によく頼まれることはなんですか?
自分で宣伝しているわけでもないのに、他人から頼まれることってありませんか?
例えばお裁縫、料理、文章を書いて欲しい...などです。
自分で得意なことがないと思っていても、他人はあなたの得意なことがわかっているので、あなたに頼みたいと自然に思うのです^^
9,コンプレックスはなんですか?
あなたはコンプレックスがありますか?
コンプレックスは実はとても魅力的だったりするんです。
またはコンプレックスを克服するために行ってきたことこそが得意なことだったりします。
例えば肌荒れがコンプレックスだった女性が、長年スキンケアを研究し、美肌を手に入れたとします。
するとその経験を通して学んだスキンケアの知識と技術こそが、その人にとっての得意なことなんです。
10,やってみたいと考えていることはなんですか?
やってみたいと考えながら、なかなか手を出せずにいることはありませんか?
ランニングや筋トレ、ダンス、家庭菜園、編み物など...ちょっとやってみたいなぁと考えていても、忙しい毎日の中でなかなか始めずにて、でもことあるごとに思い出していること。
長年そんな思いを抱えているのなら、それは得意なことを見つけるヒントになるはずです。
ぜひ積極的に取り組んでみてください。
得意なことがないと言う人のよくある勘違い
得意なことがないんです...という人のよくある勘違いで「こんなのは役に立たない」と決め付けているケースがあります。
例えば字が綺麗でも仕事にはなんの役にも立たない、と考えていると、字を書くのが得意なのに、それは得意なこととして認めないんです。
でも字が綺麗なことが、どんなふうに仕事に活かせるのか、対して考えていないケースがほとんどだったりします^^;
まずは自分の思い込みで省くのは辞めてください。
どんなことも、どんなふうに活かせるのかはわかりません。未知なんです!
役に立つかどうかは、しっかりと考えてから決めてください。
また自分では新しい発想が出ない場合も多いので、ぜひ他人に相談してみることをおすすめします!!